RISING斬 THE 侍ガンマン
PS

名前のサブタイトルのあたりですでに突っ込みどころ満載なものだが

このぐらいで突っ込んでいてはこのゲームはできない

ゲームパッケージを開けた

CDに「生・涯・無・敵」の4文字

蓋をした

すいません、私がわるうございました

・・・と、してしまったのではネタが進まないので仕方なくゲームを進める

そして始まるOP

「青い瞳のガンマンが 海を渡って武者修行〜〜」

この段階で俺の思考は停止したような気がする

そして隣にいた姉貴はすでに白かった

歌ってた歌手があの影山ヒロノブでした!

半分思考を停止させながら主題歌も終わり、やっとゲームが始まる

最初は操作説明を兼ねた練習ステージ

操作そのものは刀で敵の攻撃をはじいたりとなかなか本格的で悪くは無い

そしてやっと本編

説明し忘れたが、このゲームの主人公は米国ゴールドラッシュ時期の(これも怪しい)の保安官であり

その金を狙い日本からわたってきた邪火龍(ジャッカルと読むらしい)党に重症を負わされ

これまたたまたま渡米していた剣の名人に助けられ

いったん日本で修行してから再び米国に復讐しに行くという話である

・・・そこの君、帰らないように。本当の話なんだってば

このすでに突っ込みどころ満載なあらすじに、さらに追い討ちをかけるようなゲームの中身

馬に乗らず地平線を走り出す主人公

そこに過去自分の育った町にいた怪我をした保安官が彼を見つけ

「ジョニーじゃないか、今までどこに行ってたんだ」

「のぉ!あいあむジョニー、あいあむ、スーパ・ウルトラ・セクシィヒーロー!斬!」

おもむろに剣と銃を抜き、ポーズを取るヒーロー

「何馬鹿なことを言ってるんだ、ジョニー」

あなたは正しい

占領された町に乗り込む斬

すでに占領されてる町の入り口でお約束のように敵の戦闘員が立ちふさがり

「何だその格好は、貴様ピーーーだな」

敵さん、人のこと言えないが、あなたも正しい

戦闘員をなぎ倒しながらこの町のボスの前にたどりつくものの

人間大砲に使われてた大砲に入って逃げる敵の親玉

入るな、とぶな

そして斬、お前も使うな

町の途中で捕まってる人質、なぜみんな縞々トランクス一丁なんだ!

とんだ先に仕掛けられていた敵の罠

火炎放射器が回転して敵を焼くというものだが

その回転原動力が上で走っている戦闘員である

・・・このあたりでもう挫けそうになっている俺だが、諦めずにせめて1ステージはクリアーしようと思う

それを破壊するとそこの親玉に教会内で決着をつけるから入って来いと言われる

罠の気配バリバリだがここで進まないと先にいけない、仕方ないので中に入るとする

ところが、その瞬間に斬の5〜6倍ほどの大きさの昔ながらの爆弾(黒い弾に導火線、真ん中に髑髏)が落下

斬の上に重くのしかかる

これをすべてのボタン連打によって弾き飛ばすわけだが

このようなイベントをゲーム内では「漢イベント」と呼ばれる

なるほど、確かに漢だ。ある意味な

やっとボスに対面、疲れている俺にさらに追い討ちをかかるようなことが一つ

「ごわすでごわす、ごわすごわす、ごわごわす」

下に字幕が出ながら、このようにボスはしゃべった

すべてのボス(二人ほど除き)はそれぞれの特徴に合わせたこんなしゃべり方をする

又日本が勘違いされるようなゲームが・・・

そしてこのゲームの見せ場、それは止めの時である

ボスのHPを完全に減らしきった時に

TODOMEFINALという文字とともに始まり

まずはボタン連打によるパワーチャージ、そしてはじかれるコイン

この時〇〇mと表示されているが・・これはコインをとはじいた高さであろうか?

そうすると俺は3キロほど飛ばしたことになるな

そしてコインが落ちてくるまでに、なぜか3人に分身した斬が斬って斬って斬りまくる

何回切り刻んだか、そしていかにセクシィに技を決めたかにより、TODOME技の決定

大きく飛び上がり、敵を上から真っ二つ。そして現れる技名「GASSYOU」

襖が閉まり、敵のシルエットが二つに分かる

リザルトが表示されて、再び襖が開いたところに斬がポーズを決めながら一言

「SEIBAI」

・・・俺の負けです、すいません

俺すらもへち倒したこの偉大なゲーム

邪火龍党もここだけではなく日本が本体であるという伏線を残しED

2に向けて期待を膨らませてくれるがここで一つ問題がある

メーカーがすでにない!

GASSYOU・・・

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