絶体絶命都市
PS2

時はちょっと後の未来

東京湾に今までの技術が駆使されて浮き島ができましたとさ

日本はその浮き島に首都の主要機能を移動し、浮き島は日本の重要都市になりました

主人公は駆け出しの新聞記者

その浮き島を取材するために直通モノレールに揺られ

そして・・それは起こった・・・・

突如起こった巨大な地震

主人公は投げ出され・・意識を失う

そして気がついたとき・・そこは地獄と化していた・・・・

・・・こう書くとある映画みたいでかっこいいが

実際には不幸すぎる新聞記者がこの都市から脱出しようとしてメタルギアさながらのアクションをしながら

この都市から逃げ延びてやるというゲームである

とにかく、主人公の行くところ不幸あり!

犬も歩けば棒に当たるということわざがあるが・・・

主人公も歩けば車が落下!

本気で何も無いところから車が振ってくる、まぁ、立体駐車場とかから降って来てるんだろうが

なぜそうピンポイントに主人公を狙って落ちてくる!

又、ヒロインの主人公を境地に立たせる能力もまた驚愕すべき力である

犬を連れて帰ると家に帰ろうとすれば、橋が崩れ河渡りをする羽目になったり

犬が逃げたといって地下鉄に探しにくれば天井が崩れ、下敷きになりかけたり

地下鉄から脱出しようとしたとき2本のはしごを分かれて進んだらこっちだけが折れたり

さらにその上からタンクローリーが落ちてきてあたりが火の海になったり

・・・なぜここまで不幸なんだ、お前は

救助がまだ行われてる場所に行っても

主人公が行けばビルが倒れ、その救助隊ごと押しつぶし

さらに目の前でヘリコプターが飛び立つ始末

一人で死ぬならかまわないが、ヒロインまで巻き込まないように

しかし、この主人公は不幸だけがとりえではなかった

どんな地面が揺れようが

たとえ30センチほどの足場しかなく、つかまるものがなかった時地震が起きても

絶対に転ぶことがない脅威のバランス感覚

それからどんなところにつかまろうが絶対に上る脅威の握力

はしご車の梯子を伝って川を渡るとき誤って落下してしまい

思いっきり伸びた梯子をウンテイのように一回も休むことなくわたりきった脅威の体力

SASUKE(筋肉〇付)も楽勝だな!

上に上って普通に渡ればという案は却下されたらしい

そして、ひょんなことからこの島の秘密を知ってしまった主人公

ここから、ゲームは絶体絶命都市からメタルギアにへと変化する

バズーカを抱えた傭兵達に追われ

見つかったら即デッド!

さらにデパートの中にまでどうやって入ったか戦闘ヘリで追撃をかけられ

挙句、消火栓でヘリコプターを叩き落す偉業を成し遂げた男

そしてこの手のゲームにはよくあるコレクターズアイテムもこのゲームには存在していた

それはコンパス、いわゆる方位磁針

30種類ほどのコンパスが島のあらゆるところに落ちている

下水の誰もきそうにない場所とか

工事現場の鉄骨の上とか

・・・なんでこんなところに落ちてるんだ

大体下水の中になぜか水道の蛇口が存在してて、さらにそれを飲む主人公たち

海水や泥水じゃなければ滴っている謎の水でもいいらしい

そして拾ったスペランカーコンパス

なるほど、やけに死に安いゲームだとは思ったが

リアルスペランカーだったんだな!

たかが一人の新聞記者が一生分の不幸を二日ばかりで使い果たすこの話

ビルを数えた限り10箇所ほど倒壊させ

20台ばかりの車に襲われ

遊園地は海に沈み

5人ほどとばっちりで死亡させる

まさに絶対に絶命するゲームナリ!

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