忍道 戒/PS2




忍者とは

影に生き影に死す

その生態はきわめて謎であり、その能力は今でも子供心に残るものである

西洋ではその能力は東洋マジックとして恐れられ

「ニーンジャ!」と叫びながらテロリストを制圧する術を教わるアメリカ警察署とか
 

話がそれた

忍者は現代その姿をいくつも変えて映像化、ゲーム化されて伝えられている

その能力を超人的な物としてとらえるホットなハイスピードアクションから

ひっそりこっそりと敵を背後から打ち倒すクールなステルスアクションまで幅広く

今回紹介するゲームは後者のステルスアクションに属するものであるが

プレイヤーの解釈の曲解によりホットなステルスアクションに変貌してしまったかわいそうな作品である
 

忍者とはそもそも人間である以上すべてではないが大半の忍びは一般人以上の運動能力は有するであろうが

姿をその場から煙のように消したり、家を飛び越えるほどの跳躍力があったりしたとは考えにくい

人の目を心理をついて欺いたり、家屋に忍び込み情報を得たり、敵勢力に潜入して破壊活動を行ったりと

西洋的に言えばスパイ的な活動をしていたのが主だと伝えられている

先に紹介した「天誅」なんかはどちらかといえばその題名の通り敵を暗殺することに主眼を置いていたが

あのゲームでも多少あったように機密文章を運んだり、何かを探索したりと

姿を見せてはいけない何でも屋といっても差し支えないと言ってもいいだろう
 

主人公は記憶を失った忍者「烏のゴウ」

自分が忍者であることだけを覚えていて、その実力はかなりのものであったらしい

彼の所属していた飛鳥忍軍は一夜にして滅び

彼らがいたからこそ平穏が保たれていた宇高多(うたかた)の地はとたんに他勢力に狙われることになる

凄腕の忍者をその配下におきたいと考えるのは時の支配者達の当然の欲求であり

彼の記憶を戻す情報を提供するから自分の元で仕事をしろと

その国を支配すべくにらみ合う三つの勢力から同時に声がかかる
 

一条軍
元々この宇高多の地を収めている大名でありゴウもこの大名に雇われていたと推測できる

赤目軍
宇高多の地の隣国であり宇高多の地を護っていた飛鳥忍軍が消滅したのを受けて侵攻を開始する

貞女軍
阿無璃他(あむりた)教の教祖・貞目をリーダーとする軍勢。宇高多の地を乗っ取ろうと画策する
 

元々は一条に仕えていただろうゴウも自分の記憶を取り戻すべく他の勢力に肩入れすることも可能

互いの勢力は彼にお互い仕事を依頼していることなど露知らず

そ知らぬ顔でゴウは三つの勢力からさまざまな依頼を受けてはその信頼と賃金を頂くのである

二重スパイどころかトリプルスパイとな
 

その依頼はさまざまであり

天誅でもおなじみの暗殺から

逆に要人護衛・誘拐

重要物品強奪・泥棒

襲撃・偵察

収集

と、どちらかといえば忍者の何でも屋ぶりを前面に推し進めたゲームであり

苦手な依頼は受けなくてもかまわないし、どの勢力の依頼を受けてもかまわない

マップも数々用意してあり

港町から渓谷

商人邸宅から敵の砦・本拠地の城など

そのマップないから要人を探して暗殺して来いとか

米俵強奪して来い

とか、ミッションは千差万別
 

森の中から茸何本かもってこい!

とか

昔書いた恋文を重要文章と間違えて商人に渡しちゃったからこっそり取ってきて

とか

時折無茶振りをする大名もいる
 

中でも襲撃&護衛と言う任務

これは街や渓谷などを通過する牛車を破壊してくれor護ってくれと言う任務なのであるが

…えーと、たしかに牛の顔はあります、前に

ただ、砲塔が付いてるんですけど、車両の上に

主砲撃って来るんですけど、牛車が!

この世界の牛車と言うものはどうやら戦車を意味するみたいである
 

MAPも様々なギミックがあり

罠もあれば、ゴウが利用できるものもある

例えば丸太落としと言う石垣などに丸太を押さえる板をつけて、紐をひけば下に落下し真下にいる侵入者を始末するものがある

ゴウが不用意にかぎ縄などで石垣を登ろうとすれば落下してきて大ダメージを受けたり、落下音を聞いて敵が集まったりといい事はないが

逆に敵がその下を巡回しているときに何らかのショック(手裏剣を当てる、丸太落としに着地する)などすると当然その敵に命中することになる

他にも砦であれば合戦用の大砲玉がその辺においてあったり

その玉を担いでみたり

その玉を下を巡回する敵に向かって落としてみたり

アボーン

忍べ、忍者
 

依頼をこなせばこなすほど仕事をした勢力の軍事力が上がり、信頼度も増えて更に重要な依頼を持ちかけてくる

そして兵糧強奪などで狙われた勢力が徐々に軍事力が低下して行き

最終的にはその勢力の大将殺害をもってその勢力の滅亡が決定する

逆に言えばその条件が満たされていないときも本拠地マップには大将が配置はされているが

いくら倒しても影武者扱いであり滅亡はしない

その様子はニュース矢文で知らされる

忍者も毎朝の新聞は欠かせない
 

リアルなのは兵糧強奪などで兵糧を奪われた勢力は飢餓状態に陥って食物系の物が落ちてると何も疑わず口に入れたり

城の床に生えている茸や雑草を勝手に食う始末(どちらも後に語る薬の材料)

勝手に食ってはその辺で気絶したりめちゃくちゃに動き回ったりと

時折必殺技や秘密兵器の文章強奪や護衛を頼まれて、その勢力に文章が届くと

威力の上がった銃を使い始めたり、地雷を設置したり

物体を投擲したりする術をデモ画面入りで喜ぶのだが

投擲術を覚えた侍大将が自慢げに壁に向かって何かボール状の物体を投げれば

赤目軍では跳ね返った玉が赤目(殿様)の頭にヒットしたり

貞女軍では奉られている仏像をぶっ倒したりと

はしゃぎすぎである

だが、雑魚兵士達が地雷を設置しだしたりするのは思ったより面倒なことで

学習能力のあるこのゲームの敵は何度も同じ忍具を使っていると

地雷ならば掘り出して回収したりとなかなか厄介な存在になっていく

まぁ、暫く使わなければまた学習度が下がって引っかかるようになるのだが
 

説明が遅くなったがそろそろ疑問に思っている人もいるだろう

一つの勢力の依頼を受けて他の勢力からの信頼度が下がらないのか、と

収集のようなほかの勢力の絡まない任務では当然他勢力の信頼度が下がることはなく

他の勢力の侍大将を暗殺したり、兵糧強奪などの破壊工作任務でも

その様子を目撃されなければ謎の勢力がやった仕事として処理され

その勢力の大名ストレスは上がるもののゴウに対しての信頼度が下がることはない

それもそのはず、この土地には飛鳥忍軍の他にも三つの忍者軍団+αが存在しているのである
 

敵対忍軍

喪巣(もず)忍者

忍者頭&首領:薄羽(うすば)&揚羽(あげは)

くノ一のみで構成された忍者部隊で動きがすばやく手裏剣などを得意とする部隊

忍者頭の二人は双子で更に分身の術を得意とし大量の残像を駆使して襲い掛かってくる

全員貧乳
 

毛伸(けのび)衆

忍者頭:蛇蜻蛉(へびとんぼ)&渦虫(うずむし)

自分達の名を売るために今回の戦乱に遠征してきた忍者軍団

オーソドックスな雑魚忍者達に比べ

忍者頭の二人は個性たっぷり

基本頭が悪い
 

多羅場(たらば)忍軍

首領:冑(かぶと)

このゲーム中最大の特徴を持つ忍者軍団

1:右腕からグレネードランチャーを発射する
2:屋根に上がるときはブーストジャンプを使う
3:歩くときはガッシャンガッシャンと音が鳴る

ここだけ宇宙世紀に突入したようだ

当然のことながら首領もMSの性能は更にアップしており

ヒートソードとフィンガーバルカンを持つ

『雑魚とは違うのだよ、雑魚とは!』
 

以下中立
出会えば敵、他の勢力にも敵なため乱戦が起こるときも

蛮族

首領:蛮族

その名の通り蛮族

ウホウホ

片言の日本語

ここは日本のどこだ!
 

ゲーム中最強のクリーチャー

初期HPでは連続コンボ食らっただけで3秒で昇天できる

体力も半端なく索敵能力も高いために必殺取るのにも一苦労

時折マップ内(城や砦)に飼われている(捕獲されている?)事もあり

彼の檻を空けた瞬間地獄が確定する

そのパワーをもってマップ内の動くものを殺戮し始めるのだ

毛伸衆が護衛している中、侍大将の暗殺を請け負い

雑魚敵が密集している中、クマーンの檻発見

開錠

ゴウ、屋根の上に撤退

暫くして阿鼻叫喚

侍大将は倒れなかったものの9割前後の雑魚を食らい尽くし汎用熊型決戦兵器は停止した

      ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  ●   ● | 
  |    ( _●_)  ミ  
 彡、   |∪|  、`\   クマ──!!
/ __  ヽノ /´>  )  
(___)   / (_/
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 |  /\ \
 | /    )  )
 ∪    (  \  
       \_)

大好きなのは鮭の切り身
 

まぁ、こんなに勢力があるので姿さえ見られなければどっかの誰かがやっちまっただけだと

各大名は思うしかないのである

限りなく灰色ではあるが疑ってゴウにへそ曲げられたら困るからと

逆にゴウから贈り物をして媚を売ることも可能

書物などを送り信頼度を上げよう

『牛車男』とか

突っ込んじゃいけない
 

時々他の忍軍とはミッションがブッキングしてその勢力の兵隊のほかに追加配置されている場合もある

配置人数が増加するのと、一般兵士では感知しない屋根の上にまで忍者が配置されている時もあるので結構厄介な場合も
 

姿を見られずに仕事を遂行する

こういうところはステルスアクションの醍醐味である

無論天誅の様に相手に悟られず接近できれば一撃必殺も存在し

決闘を吹っかけてきた揚羽や蛇蜻蛉達でも

彼等は正々堂々と指定した場所に待ち構えている

ゴウは後ろからこっそりと忍び寄り

ぷすり

チーン・・・

気づけよ

ある戦いの神は言った

『正面きって戦うなど愚か者がすること』

たしかに
 

しかし、プレイヤーは人間である

どんなゴッドハンドでもゲームクリアーまでに一度も姿を見られずにクリアーできる人間はいるのかと

読んでいる君達の疑問はもっともだ

そんな君達に先人からの良い言葉を与えよう

『死人に口なし』

大名に正体がばれるのはそれを伝える人間がいるからである

ならば…目撃者を消してしまえばいい…

自分の姿を見た雑魚や民間人をその場で始末してしまえばその勢力からの信頼度は下がることがないのだ

そこで一つの公式が生まれた
 

任務をこなすのに見つからないようにしないと信頼度が下がる

      +

目撃者となりうる雑魚が邪魔である

       ||

最初に全員始末すればいいじゃん
 

かくして、殺戮忍者ゴウは誕生した

まずは全員始末しよう、それからゆっくり仕事すればいい

隠れるのがめんどくさいので抜刀したまま気配ゲージを頼りに手当たりしだい斬りつける

ステルスアクションじゃなくなってきた

時折敵を殺してはいけないと言う泥棒任務などがあったりするが

そんなものは最初から受けなければいい

忍ぶことが忍者と言うのならば
 
 

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  ! ヽf'''i゙t 'i,   ,f ,/"    ,;,r='" ̄`~`フ′        ミ  
  i,ー-==、_ ゙!.   .レ′   f´  (゚・:) ノ′         ミ  俺は・・・・・・
.  l ,r-‐‐-=ヽ.゙t、 `i     ゝ、___,.,ン'’ _,,,,,_      ミ  
  Y   ,,....,ヽ、ゝ  !       ー=''"´     `゙ `''''      
   i  ,fr'' ̄;゙-:、  : ': .                         忍者じゃなくて良い
.  ヽ、 ヽ、 t゚・ノ  .:  ' :: .
.    \ `ー''"ヲi  :   ' :
     ヽ  / .゙i.   :.  ,,..、
.       ゙i,    :,.  、f  ヽ  ,,,,, ,,,,,, ,,;;; ::;;;;;;;;;;,
      ヽ   f    ヽ_,.ィ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:'ヾ_ ;;;;;;;;;;,     ,;;
       ヽ、  ゝ、___ノ;;;;;;;::::' ',.,..,.,.,___,.ノ´ /;;;;;;;;;;;;,, ,;;;;;;;;;;
        ゙t   ,;;;;;;;;;;;:'",r='二--―=フ,i´   ':;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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             \;;;;;; ,,..ィ"~
               ,>'"´
 

そしてこのゲームの特徴であるもう一つの機能が更にこの思想を加速させる

主人公であるゴウは自分の隠れ家にて仕事を選択して受けることはもちろん

その蓄えた資金から忍具を購入することはもちろん

マップ内で手に入れたり、購入した茸や草、イモリを煮込んで薬品を作ることができる

各素材には成分が数値になって表示されており

それを+−調整しながら自由にさまざまな効果の薬品の元を作成できる

その調合した薬品を

空瓶:自分で使用する薬品用

空玉:煙玉にして相手にぶつける

武士騙し:その辺に投げ、敵が見つけると食べる

寿司の形をしているそうだが、道端に落っこちてる寿司食うな!

と、かなり自由な忍具を自分で作成できる

時折決まった数値があり、薬の成分が当てはまるとHP上限や攻撃力の底上げをする秘薬やレアな忍術が手に入ったりする

調合用の壷を購入し

材料を入れれば中身が増えて、忍具に抽出すれば中身が減りと、中身を足しながら成分を調整するのはなかなか大変です

ちなみに壷は9個購入と、元ある壷1個で10種類の薬品が作成できます
 

調整の仕方はかなり長い説明になるので若干省略するが

各味覚が+数値になれば回復や補助系の薬品になり

−になれば毒や爆薬に変質する

そして数値が高ければ高いほどその効果は高い

・甘味
+治療:マイナス効果を打ち消し、効果継続中はマイナス効果にならないレジスト能力
−混乱:パッド操作を受け付けなくなりそこら中を勝手に走り回る 『最高にハイってやつだ!』

・辛味
+増強:攻撃力が2倍に、ボスキャラ戦の前にどうぞ
−衰弱:攻撃力半分に、ボスキャラに煙玉として当ててはどうだろうか

・酸味
+疾風:移動力増加、スッパーイ!と加速できます。輸送任務にどうぞ
−気絶:その場に昏倒。武士騙しにつめて見張りにプレゼントしよう

・苦味
+拡大:成分値が4倍に、アイテム効果や時間が大幅アップ。しかし成分値が99だと意味が無いぞ!
−忘却:プラス効果リセット、敵にはその場でボーっとする効果を。発見されて追跡いるときは通常ルートに帰る

・旨味
+回復:文字通り、うまいものは栄養たっぷりである
−火薬:知らなかった、まずいものは爆発するらしい

プラスマイナス操作だけで手軽に作れると思ったらそれは間違いだ

この味覚数値には黄色で記された場合と緑で記された二つの状態があり

同じ色ならばその数値は数値の表示どおり加減算され

異なる色ならば逆転する(黄色表記の薬に緑色で+3と書かれた成分を入れると−3に)

そして異なる色を入れた場合素材の色に引っ張られる(黄色数値の場所に緑数値を入れるとその後は緑に)

素材には大体味覚が2〜3の種類がセットされている上に数値も色もまちまち

思ったとおりの薬を作るには大量の素材と根気が必要になる

あれ?こんなゲームどこかにあったな…

そうか、これは

ゴウーのアトリエだ!
 

そしてその黄色と緑の成分には名前が付いており

黄色:キレのあるノドゴシ

緑   :コクのあるノドゴシ

…どうやらゴウは作った薬品をサン〇リーやキ〇ンに売り込んでいるようである
 

そしてここまでかなりの時間を使って書いたゴウのアトリエであるが

ぶっちゃけ 火薬−99 回復+99 の二種類の成分が大量にあればほかはいりません

回復は説明するまでもなく空き瓶に入れて自分が飲むように

数値が99もあるとドーピングして初期値の2倍になったHPでも瀕死からMAXまで一気に回復できます

そして火薬99
 

用意するもの:大量の武士騙し&大量の空き玉

ステップ1:武士騙しに火薬を入れます

ステップ2:高い建物の屋根のような雑魚が巡回できない、または発見しにくい場所にしゃがみこみます

そのさい敵対忍者部隊が参戦していたら屋根の上でも気を抜かないようにしましょう

ステップ3:敵の巡回路に武士騙しをスロー、拾うのを待ちましょう

ステップ4:拾ってそれを食べればしめたもの、大爆発を起こして見張りは昇天します。兵糧などを盗み飢餓状態にしておくとモアベター

ステップ5:焦ってはいけません。音を聞きつけて他の見張りが集まってきます。見つからぬ様に屋根で息を潜めて・・・

と、言うと思ったら大間違い!

その、集まってる場所に向かって火薬玉を投げてあげてください

大爆音と共に眼下に集まっていた愚か者達は何が起こったか理解する前にその生涯を閉じます

そして、すべての気配が消えたら、ゆっくり仕事に励みましょう
 

正しい忍道戒(民名書房)より抜粋
 

忍者ではなくテロリストになってきました

ここまで威力が高いとラスボスと熊以外は大体即死します

時折大名が武士騙しを拾って食って爆死する様は涙を誘う

ちなみに、間違えて火薬を空き瓶に突っ込んだりすると

自爆します
 
 

段々レビューを書くほど忍者ゲームからかけ離れてきたような気がするが

もう一つこのゲームの特徴がある

これも隠れ家の話なのだが

敵対忍軍から恨みを買いすぎると隠れ家に襲撃をしてくる時がある

また、蛮族がアイテムを盗みに襲撃してくることも

隠れ家ばれてんじゃん!

まぁ、それはさておき

その襲撃に備えて自分の隠れ家の裏庭兼鍛錬所をカスタマイズできるのだが

その際に忍具販売商人から購入する罠や各勢力の護衛兵の他に

任務を受けたMAPから物を拾ってくることができ、拾ってきたものは庭に設置することができる

おいでよゴウの森追加

拾ってこれるものは様々で

その任務終了時にそのアイテムを担いでいたり手に持っていれば入手完了で
 

その辺に落ちている小石から、店の中においてある招き猫

防火用の桶(大、小)

地蔵

卒塔婆

信楽焼きの狸

天守閣の鯱

一条の座ってる椅子

阿無璃多の仏像

赤目の脇息(肘かけ)

犬小屋(中身入り!)
 

ざっと攻略本を数えただけで70個近くのアイテムを持ち帰らなければコンプリートができないと言う

そろえるまで何度も偵察任務などでマップを何度も往復する姿は涙を誘う

手癖の悪い忍者である

まぁ、コンプリートするとある特典があるので集めていて損はない

同じようなことでもう一つ

倒した敵の死体を持ち帰るとそのキャライメージにモデルチェンジができる

基本動きはゴウなのだが一部肥満キャラなどでは走るのが遅くなるとか制限も付いて芸が細かい

しかし、そのキャラの死体を持ち帰るのにマップを(ry
 

ちなみに庭襲撃に備えて迎撃しやすいように庭をカスタマイズするタイプと

普通にガーデニングを楽しむタイプと二種類のプレイヤーがいるが

筆者は極前者

以下に自分の手を汚さず、自動的に襲撃者を掃除できるかを突き詰めた

ガーデニングはかなりこっていて、マップクリエーターのように土地の高さなども自由に変えられ

隠れ家クリエイトマップ(上方視点)で言う下のほうに設置されている以外は

2×2のように設置するものの大きさとユニットポイントが決められていて

庭の中に好きに配置することができるのだ

筆者は考えた

敵の襲撃開始位置は隠れ家から離れた対面(上方視点で言う上方向)から進入してくるのだから

侵入位置をいきなり一番下まで段差を下げてしまおうと

そして隠れ家付近は土地を一番上まで上げてしまおうと

かくして7ヘクス(ゲーム単位で1へクス1メーター換算らしい)もいきなり段差のある崖が行く手を阻む

これで敵は上れないだろうと

思いきや、ガンガン上られました、忍者どころか蛮族にすら

どうやら垂直の崖は上ってこれるみたいなので

7メートルの高さを1メートルで上ると言う

交通標識で言えば700%とかかれる坂を襲撃口から出られないように後方と、隠れ家向きに前方に設置し

一度この谷に下りてしまうと二度と抜け出すことのできない忍者ほいほい谷を作成

谷底には落とし穴、槍床、毒ガス噴射床、鉄球砲台等の罠を限界まで設置

筆者が意図したとおり、時折谷に下りず(実は一番外側の1へクス分はいじることができないので)

回り込んでくるキャラ以外はその谷を超えられるものはいなかった

ちなみに、自分も落ちると8割方生きて戻れません
 

ここまで来るとすでに何のゲームのレビューかいてるかわからなくなってきたが

こうして大名のご機嫌を取りつつ自分の記憶を取り戻していくゴウ

基本は自由ミッションであるがある程度ストーリーが進むと強制ミッションがあり

それをこなすことで話が進んでいく

EDも多く、またアイテム持越しもできるためかなり長く遊べるゲームといえよう

一言で評するなら間違いなく良作
 
 
 

忍者が未だに多くの部分が謎になっているのはその機密性や隠密性にあるのではなく

目撃者がいないからである!

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